奨学金は借金です
奨学金は借金とは違うという感覚の方も多くいるようですが、借りたお金を返さなければならない以上、借金なのです。
奨学金の支援を行っている日本学生支援機構ですが、信用情報機関に加盟しているため、返済が滞るとブラックリスト入りする可能性があります。
延滞するとその情報が信用情報機関に登録される(ブラックリスト入りする)ため、クレジットカードが作れなくなったり、自動車ローンや住宅ローンが組めなくなります。銀行からの借り入れや、プロミス・アイフル・アコムといった大手消費者金融からの借り入れも断られます。
奨学金も借金なのだという自覚を持って、きちんと期限を守って返済していかないと、後々大変な目にあいます。
クレジットカードでの支払いは後日指定口座からの引き落としとなるため、言ってみれば後払いです。
そのため、後で必ず支払ってくれる人という『信用力』が必要な支払方法です。
過去から現在までの一定期間の取引事実(延滞の有り無し等)の記録が『信用情報』で、この記録が信用力を判断される材料の一つになります。
この信用情報を管理しているのが、信用情報機関となります。[/st-mybox] [st-mybox title=”信用情報機関とは” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#333333″ bordercolor=”” bgcolor=”#dee1ec” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]信用情報機関は、加盟する会員会社から登録される信用情報を管理し、加盟する会員会社から照会があった際にはその信用情報を提供し、会員会社が消費者と健全な取引ができるようにしています。
消費者が支払いにクレジットカードを使用したり、新たにクレジットカードを作ろうとしたとき、会員会社は信用情報を照会し、消費者の信用力を判断します。[/st-mybox]
奨学金の滞納がクレカ審査に影響する理由
日本学生支援機構も、信用情報機関に加盟しています。
日本学生支援機構が信用情報機関に延滞情報の登録を行うことにより、他の加盟している会社もその情報を照会できるようになります。
あなたがクレジットカードの申し込みをしたときにはそのクレカ会社が信用情報の照会を行い、延滞が発覚し、審査に通らなくなるという流れになります。
日本学生支援機構が金融事故としてみなす延滞期間は連続3ヶ月の滞納です。
1回ならうっかりしてしまうこともあるでしょうし、日本学生支援機構側も鬼ではありません。
3ヶ月以上の長期延滞をしてしまうと、延滞を信用情報機関に登録され、日本学生支援機構が委託した債権回収会社からの督促が始まります。